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2013年 05月 22日

NYおすすめの宿La Sienna

今回4月にニューヨークに行った時はハーレム123丁目にあるゲストハウス、La Siennaに泊まった。第一の理由は、ホテルがバカ高いNYになって、とても安かったこと(シングルは1泊60ドル)。NYはアッパーウェストがお気に入りだけど、近年宿泊費がとても高くなり、ちょっと泊まれない。
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La Siennaは、JFK空港から地下鉄のAラインに乗れば、125丁目まで1本で行ける(1時間くらい)。ニックスのホーム、34丁目のマディソン・スクエア・ガーデンもその途中にある。125丁目の駅にはエレベーターもあるし、宿は駅から徒歩5分。
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(エレベーターはないが、宿の人がスーツケースとか重い荷物は全部部屋まで運んでくれる)

NYに多いタウンハウス(3階建ての建物がくっついている長屋)で、建物自体は古く、部屋はとても狭かったが、一応個室。テレビもあるし、ネットもすぐ繋がり、WiFiもOK。
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そして何よりも良かったのはオーナーがとても親切なこと。共同の台所、シャワーもあるし、どこもピカピカに磨き上げてある。感心してしまった。他の料金は一切取られないし、チェックアウト後も荷物を勿論無料で預かってくれる。おすすめの宿だ。ハーレムも今は安全になり、きれいなところも多い。
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(近くのスーパーで食材を買い、毎朝豪華な朝食を食べた。調味料も全部揃っている)


この記事は誤解を招く内容だったため、内容の一部、コメントを削除させて頂きました。申し訳ありません。次回からは良く確かめて泊まるべきだと反省しました。コメントを下さった方、有難うございました。今後共よろしくお願いします。

なお、コメント欄をしばらく閉じさせて頂きます。

by dabadabax | 2013-05-22 11:37 | NY-いろいろ
2004年 09月 08日

「グランド・ゼロ」という本

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今日は9月8日、9.11まであと3日です。ワールドトレードセンターの出来る前から写真を撮りためていた写真家、佐藤秀明氏とこの本に出合えたのも、不思議な流れのような気がします。グランド・ゼロはこの本の下の地下鉄の路線図、一番左下の白くなっている部分です。上の緑のところがセントラルパークです。

「グランド・ゼロ」と名づけられたこの本の最初のページに、ベッドの下に長く眠っていたネガについて、「なぜなら、そのネガに残されている写真とは、僕が駆け出しの頃、いや駆け出してもいない頃、つまり、30年以上も前に撮影した、アメリカの同時多発テロで消滅したニューヨークのワールド・トレード・センターが何もない場所から建ちあがっていく誕生の物語そのものなのだ」という文章があります。

大学を卒業した佐藤氏が、ロサンゼルスから長距離バスでNYの42丁目(ブロードウェイのすぐ側)にあるバスターミナルに着くところから、この本のNY物語が始まります。着いたその日から大変な目にあった日々を、見事なタッチで描いています。
いっときビールを楽しんで表に出ると、すっかり整地されたワールドトレードセンタービルの敷地をはさんで、ローアー・マンハッタンを構成する巨大な摩天楼の灯がダイヤモンドのように見えた。
しばらく立ち止まってその灯を見つめていると、マンハッタンで一人で暮らす孤独感のようなものがひたひたと押し寄せてきた。
相変わらず路上を徘徊する日が続く。被写体はありあまる程ある。ワシントン広場のエンターテイナー、週末ごとに繰り広げられるベトナム反戦デモ、下町で暮らす人々、皆、生き延びようと懸命だ。だから光り輝いて見える。貧しくても、そんな人達がマンハッタンを支えていたのだ。
唯一、この大都会の活気に背を向けて生きているバワリーの住人たちも僕の大切な被写体だった。
この街がいつの頃からこんな風になってしまったのかわからないが、アル中やホームレスの街として有名だった。今ではそういう人達の姿を探すことも困難な、きれいな街になってしまったが、当時は撮るものがなくなるとバワリーへと足が向いてしまったものである。
そして気力もうせ、ただそこにいるだけの人達をよく撮った。そして追いかけられもした。
その頃の僕は、逃げ足も速かったのである。
そのうちすり減った靴のかかとはばっくりと口が開いて、歩くとパタパタの音をだすようになった。新しい靴をかうのが惜しかったのだ。ビール代に1ドルを平気で使うくせに、安売りの靴を買うことを惜しむなんて。。。。 (グランド・ゼロより)

ワールドセンターの建築と平行して、自身のNYでの生活が語られる本書を、講演会の後、近くのカフェで一気に読んでしまいました。中でも警官ラスとの出会い、家族との交流、20年以上経過してからの運命的な再会が待つくだりは圧巻。そして9.11と話が続きます。

写真家佐藤氏にとっても、これは一つの運命なのでしょう。写真の持つインパクト、本の持つ説得力、訴える力が確かにあります。ブログを見てくださる方々にも、是非お勧めしたい一冊です。あなたの何かが変わるかもしれません。
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(バワリーの平均的日常人物図、写真集より)
今朝のニュースによると、イラク開戦以来米軍の死者が1,000人を超えたそうです。イラク人の死者はその何倍になるのでしょうか。

by dabadabax | 2004-09-08 11:17 | NY-いろいろ
2004年 09月 07日

佐藤秀明写真展

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メルマガでふと見つけた写真展。5日に調布で講演会があるそうだ。雨は降るしバスで行くのは面倒だし、どうしようかなあと迷っていた。でもちょっと小降りになったし、日ごろの運動不足解消にいいかもしれないと自転車で出かけた。

かれこれ1時間近くかかったが、迷わずちゃんとついた。写真家キット先生の大先生というこの方はどんな方なんだろうと人間に興味がわく。1枚1枚、スライドの丁寧な説明を受け、NYだけでなく、世界の多くの秘境に出かけて行かれたエピソードを聞きながら、写真家というのは大変な仕事なんだと実感。体力と好奇心とエネルギーがないととてもやっていけそうにない。勿論腕が必要なのは言うまでもない。

日大芸術学部写真学科卒業後、プロとして生きていくための大いなる野望を抱いて1967年NYへ。その時の様子は後で紹介する本、「グランド・ゼロ」に詳しいが、そのときに撮りためていた写真が今回のこの写真集で日の目を見たと言う。

本の帯にある言葉。
ニューエコノミーの象徴として生まれ、悲劇の最後をとげた世界貿易センタービル。巨大な二つのビルのあっけない崩壊は、ある意味でテロ以上に深いショックを与えた。本書では、古いビルを解体し、整地した後にビルが建ちあがっていく成長過程と、当時この地区に住んでいた人々の表情や生活をオーバーラップ。ベトナム反戦運動、ヒッピー、訓練をする消防士、工事現場に立つ人、散歩する老人や親子、夫婦そして街の様子など、そこにはあの時代特有のアメリカの姿と若者の青春があった。(まだ続く)

佐藤氏の話で、NYは本当に面白いんですよって言葉が何度も出た。「人々といるだけで楽しい街」、「遠くに摩天楼を眺めることの出来るこんな寂しい場所がすきだった」というキャプションのつく写真の数々。写真の素晴らしさを実感させてくれるモノクロの画像がいっぱいつまっている。こんな写真集とこういう傑作を撮り続けている写真家に出会えて本当に幸せな日だった。NYにまた飛んで行きたくなる。

本人曰く、「ほんといい写真ばっかりですよ。上手いなあと自分でも思うんです。今では撮れないんじゃないかなあ」。でも2,3年後の新ワールドトレードセンター完成の暁にはまた行って撮り、新しい写真集を出したいとおっしゃっていた。
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写真展は9月19日まで。詳細はこちら。なお、欲しかった写真集は半額の2,500円で、グランド・ゼロは1,000円(定価1,600円、いずれもマガジンサポート社発行)で販売されていた。ご本人にサインまでして頂いたこの写真集を毎日眺めて、NYに想いを馳せている。

by dabadabax | 2004-09-07 12:16 | NY-いろいろ
2004年 08月 13日

Birdlandは最高かも

a0035442_2063749.jpgファーストセッションを夢見ごこちに聴いたあと、もう10ドルで11時からのセカンドも聴かれますよと言われました。残りたいのは山々でしたが、そうすればまた遅くなりますので、後ろ髪をひかれる思いで帰りました。

でも演奏も雰囲気もお食事も良く、スタッフもとても親切で、ここは最高のクラブではないかと思いました。洗練されていて、いかにもNYという環境です。そこでエリントンが聴けたら言うまでもないでしょう。NYに行かれたら是非どうぞ。ブルーノートよりもいいかも知れません。もちろん好みでしょうが。。。

by dabadabax | 2004-08-13 20:14 | NY-いろいろ
2004年 08月 13日

Duke & Toshiko Akiyoshi

a0035442_19243928.jpgNYに行く前に教育テレビで「私のジャズ物語」という秋吉敏子さんの番組をやっていました。その中で秋吉さんは 「ピアニストとしての師がパド パウエルだとすれば、音楽家としての師はデューク エリントンでした。彼の前に彼なし、彼の後にも彼なしと言われる、アメリカの生んだ偉大な音楽家、デューク エリントンとの思い出について述べます」と言っています。そして一番大切なことをデュークから学んだんだそうです。「ジャズ ミュージシャンとしての私が創るものは私の歴史でなければいけない。同時に私の日本人としての歴史であるべきで、さらにユニバーサルなものでなければいけない」ということだったそうです。そしてデュークの生誕百年祭にTribute To Duke Ellingtonという曲を依頼され、作曲したそうです。

It Don't Mean A thing (If It Ain't Got That Swing), St.Louis Blues, Sophisticated Ladyなどなど、名曲ばかり。Tribute to Duke Ellingtonにはリンクが数多く張られています。

今は亡きエリントンに代わってピアノを弾いていたのはなんと日本人のプレイヤー三上クニさん。9月には日本でも弾くので、是非来てくださいと終わってからお誘いを受けました。9月17日には吉祥寺のサムタイムでも演奏するそうです。

by dabadabax | 2004-08-13 20:03 | NY-いろいろ
2004年 08月 13日

Birdland

a0035442_1910266.jpgデューク エリントンの大ファンである私は、NYでいつか聴きたいと思っていました。今回ようやくBirdlandでその夢が叶いました。おなじみのTake the A Trainで始まる演奏が始まると胸はわくわく、最高のプレゼントとなりました。

最初から最後までじっと聴き入りながら、やはりジャズはエリントンだなあと感無量でした。V.バンガードとは違い、フラッシュを使用しなければ写真もOKということでしたが、私の腕ではやはり無理でした。残念。

エリントンやジャズのことをもっと知りたい方には、こんなサイトはいかがでしょうか。

by dabadabax | 2004-08-13 19:23 | NY-いろいろ
2004年 08月 12日

Mary Coughlan Sings Billie Holiday

a0035442_15235556.jpgジャズの好きな私のために友人がこんなステキなCDを送ってくれました。銀座のお店で耳にしていいなあと思ったのだそうです。本当にありがとうございました。

メアリー コクラン シングス ビリー ホリデイという2枚組のアルバムには、アイルランドの伝説的シンガーが挑んだ「奇跡のダブリン ライブ」とあります。ビリーホリデイと同じような酒とドラックに浸る苦難にとんだ人生を歩んだメアリー コクランの歌声は、とても渋いのですが、時に軽やかで哀愁に満ちていて、琴線にふれるものがあります。切々と心に響きます。

ビリーホリデイの代表作、Strange Fruit(奇妙な果実)を初めとして失恋の歌など、暗くて人間の悲しさを歌ったものも多いのですが、Until the Real Thing Comes Along, Love for Sale, You've Changedなどなど、ピアノ、トランペット、サックス、ベースなど、バックの音楽も素晴らしく、ジャズの醍醐味を味わえます。こんな魅力的な歌声と演奏をバックに、ステキなパートナーにリードされて踊れば、素晴らしい一夜が過ごせるだろうなと思わせるアルバムです。どこかで機会がありましたらどうぞお聴きになってください。

by dabadabax | 2004-08-12 16:14 | NY-いろいろ
2004年 08月 12日

Village Vanguard

a0035442_1512349.jpg1933年オープン、数々の名プレイヤーを輩出してきたビレッジ バンガード。9時から始まった演奏は、ビッグバンドならではのパワフルで息をもつかせぬ曲の連続。2セッションだと思った演奏は途中20分の休憩を挟んでずっと続き、終わったのは12時を過ぎていました。知らない曲ばかりでしたが、ビッグバンドならではの演奏に魅了されました。

我が家にはこのお店の外に張り出したテント地のひさしでしょうか、それを撮った見事な写真があり、私もいつかはそういう風に撮ってみたいというのが望みでした。12時を回ったというのに雨の中、三脚を立てトライしてみましたが、とてもとてもその写真には及びませんでした。私の腕ではこれが精一杯でしたが、思い出に残る1枚になりました。

by dabadabax | 2004-08-12 15:17 | NY-いろいろ
2004年 08月 12日

ジャズの街、ニューヨーク

a0035442_14185354.jpg今回のNY行きで、私の願いは3つありました。1つはデジカメでたくさん写真を撮ること。2つ目はストリートバスケットを見ること。そしてジャズをいっぱい聴くことでした。

家族にジャズ好きがいるので、いつの間にか私も分からないながらも好きになり、NYに行くたびに足を運ぶようになりました。今回は前から行きたかったビレッジ バンガードのビッグバンドがまず最初。ミュージカルもいいけれど、やはりNYではジャズを聴かなくちゃということで、これも皆さんをお誘いしました。

おりしもこの日は風交じりの冷たい雨。美しいビレッジの写真を撮ろうねといっていたのにそれどころではなく、近くのカフェで暖をとることに。8時開場の店内はほぼ満員。演奏が始まるまでは写真を撮っていいと言われたので、やおら三脚を出し始めると、それはやめてって言われました。よって暗い店内を撮るのはすべて失敗。

地下1階の店の中は歴代の有名なプレイヤーの写真が所狭しと掲げてあり、歴史を感じさせる素晴らしい雰囲気でした。

by dabadabax | 2004-08-12 14:55 | NY-いろいろ