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2009年 08月 29日

タヒチアンブルーに魅せられて(19)

ランギロア島の小屋に泊まる
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7月19日、友人の1人が仕事で午前7時発の飛行機で日本に帰ったため、私たちも7時15分の国内線でランギロア島に向かった。タヒチ観光局のHPにはこう記してある。「広大な空を意味する「ライロア」という言葉が、この壮大な島の名前の由来です。ランギロアはフレンチ・ポリネシア最大の環礁の島で、地球上の4大環礁の一つでもあります。ジェイド・グリーンからターコイズ・ブルーと様々な色に輝くラグーンの比類ない美しさは、太平洋の真ん中に連なるこの島を訪れる旅人を圧倒します。そこではツアモツの温かい人々のおもてなし、絵葉書のような景色、夜空全てを覆い尽くす満天の星が皆様をお待ちしています」。 「ネックレスアイランド」と呼ばれる島は、珊瑚の真ん中の島が海に沈み、巨大な環状の珊瑚礁が残ったと言われ、世界中のダイバーのあこがれの島でもある。タヒチに行くきっかけを作ってくれた人が好きな島に、私も行ってみたかった。
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タヒチアンブルーに魅せられて(19)_a0035442_0213936.jpgランギロアにも水上コテージを持つキアオラという高級リゾートホテルがあり、日本人はほとんどそこに泊まるか、あるいは20以上もあると言う2食付きのペンションに泊まる。でも予算に限りのある私たちは、、とにかく一番安い素泊まりのランギロアロッジを6泊予約した(1泊1人3500円くらい)。だがHPを見る度にどうしても小屋にしか見えず、せめて最後の夜はエアコンのあるホテルに泊まりたいと友人にお願いして、日本を出発する直前に最後の1泊だけ、ノボテルホテルに変更した。タヒチアンブルーに魅せられて(19)_a0035442_0221334.jpg

パペーテから1時間くらいで着いた空港には、ジャン・マリーという男性が迎えに来てくれた。1本道をひたすら行き、「さあ着いたよ」って言われた所はやはり小屋としか思えない建物。タヒチまで来てここかと、何だかとても悲しかった。もうちょっとましな所を予約すれば良かったと後悔した。

だが学生時代、よく山小屋に泊まったという友人は、「狭いけど、ベッドが2つに洗面所、シャワーに水洗トイレまであるなんて最高じゃない。網が外に打ち付けてあり、蚊も入らない。日本の山小屋や海の家だったらあり得ない」と言う。鎌倉に住み湘南の海にも詳しい人が、そう言って慰めてくれる。

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部屋を出るとすぐに台所もあり、冷蔵庫、調理器具も一応揃い、いつも清潔に掃除されていた。近くのスーパーで野菜をいっぱい買ってきて調理し、野菜不足を補った。結果的にみれば、自炊できるのも最高だった。

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このランギロアで私たちはまた素晴らしい人たちに出会い、この小屋のようなロッジが私たちには最良の選択だったと知るのだった。私は完全に間違っていた。

ランギロアに住む写真家、西村さんのHP
キアオラに泊まった人のHP
。ランギロアで高級ホテルやペンションに泊まる人々の感想がいっぱい。でも一番安い宿に泊まった私たちは、まったく異なる素晴らしい経験ができた。





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by dabadabax | 2009-08-29 00:23 | タヒチ


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