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2006年 06月 08日

エスキモーが氷を買うとき(ファイナル開幕)

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(写真は46階のレストランにて。バラは私のベランダからのプレゼント)
明日からいよいよNBAのファイナルが開幕。ドイツではワールドカップも始まり、日本ではそちらの方がずっと大きな注目を集めています。ジーコジャパンが出るのですから、それは当然でしょう。

そのドイツのビッグスター、ダーク ノビツキーが初のファイナル進出を果たしたダラス マーベリックス。そのオーナーのマーク キューバンはNBA1の名物オーナー。2001年1月に買収したチームの前年の成績は19勝61敗とどうしようもなかったのですが、それからわずか5年で遂にファイナル進出を達成しました。

a0035442_1705620.jpg「エスキモーが氷を買うとき」-奇跡のマーケティング(ジョン・スポールウトラ著)という本の序文にそのキューバンがこんなことを書いています。そこからの抜粋です。いかに強豪チームに仕立てたか、この本にはヒントがたくさん隠されています。

プロバスケットボールのファンなら、私がなぜ本書の序文を書いているのかわかっていただけるはずだ。2000年1月にダラス マーベリックスを買収して以来、私はいくつか常識破りのことをしてきた。

つまり、チームのプレーヤーをゲームに送迎するのにリムジンを使うといったことから、マーべリックスリックスのチームカラーに塗装したクルマに乗って遠征先までゲームを見に来てくれたファンに、無料のチケットを進呈したりといったことまで、私はチームをファンや支持者に対して売り込んだだけではなく、同時にチームのプレーヤーやNBA全体にも売り込もうと努力してきた。

わがマーべリックスのプレーヤー全員には、チームのロゴが入った豪勢なタオルを用意した。シャワーの後ボロボロのタオルで体を拭きたいと思う人間などいるはずがない。私がこの豪華版のタオルをマーべリックスのプレーヤーはもちろん、ビジターチームのプレーヤーにも1人残らず提供したとき、一部の人たちはこの私の流儀を常識はずれだと考えた。

私にとっては、脈のあるフリーエージェントのプレーヤーに向かってこちらからメッセージを送る手立ての一つだった。現在所属しているチームよりも待遇がよい、第一級のチームであるこのマーべリックスに移籍してプレーしたいと思うようになってくれるかもしれない。

このタオルのコストは1枚あたり10ドル以下だ。案の定、ビジターチームのプレーヤーは「いつも必ず」そのタオルを家に持って帰った。タオルに加えて、ビジターチームのプレーヤーには、毎試合後欠かさず本格的なビュッフェの食事を提供した。NBAで他にこれをしているチームは一つもない。プレーヤーはだれもがこれを楽しみにし、そして話題にした。ほんのわずかな常識破りのマーケティングでも最高の社員を獲得する力となり、その社員が今度はチームのファンに最高の経験を提供してくれるのだ。

このキューバンオーナーは常にマーべリックスのTシャツ姿で、ベンチのすぐ後ろで派手な応援をしているのですぐにわかります。その試合は明日朝10時10分からBS1で放送。初出場同士の試合はワールドカップにも負けない白熱した試合になると思います。是非ご覧くださいね。(個人的にはマーべリックスのスタックハウス、ヒートのペイトンにもリングを取って欲しいけど、優勝チームは1つしかないのが辛い)

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by dabadabax | 2006-06-08 15:24 | NBA


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