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2005年 04月 03日

おめでとう!Mちゃん、フィッツロイ島(5)

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「ここが私の職場でーす」というMちゃんの言う海は、ここからまだ1-2時間先のアウターリーフというところだそうです。でも海を見るとすぐに入ってみたいという彼女に誘われてお兄さんも私もすぐにシュノーケリングに。Mちゃんが道具を持ってきてくれました。結構波が強く、昨日までの雨で透明度が今一つでしたが、小さな魚がたくさん見えます。

海から上がって、持ってきたランチを食べると、初めて買ったというペーバーバックを読んでいました。でも早起きしたので疲れたのでしょう。ちょっとお休みタイム。
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昨日、池袋のサンシャインで開かれている「マリンダイビング海と島の旅フェア」に、Mちゃんと一緒に行ってきました。ケアンズでお世話になったインストラクターの方に嬉しい報告があったのです。

実はMちゃんは、都内でも有数の都立の進学校に通っていて、全員が有名校を受験する中、1人インストラクターになるためにケアンズに行きたいということで家族から大反対されたのでした。でもどうしてもまず、ケアンズに行ってインストラクターのコースを英語で取って働きたいという夢はあきらめられず、遂に家族も折れて、行けることになったのです。

MちゃんもY君も小さいときから知っている私は、Mちゃんの夢を応援することにしました。本当に偶然にケアンズ在住の方からプロダイブを紹介して頂き、この方に出会って、Mちゃんは大きく羽ばたいたのです。5ヶ月でライセンスを取り、その後3ヶ月外国人に英語でダイビングを教えて夢をかなえた彼女は、次はオーストラリアの大学に進学するために、ブリスベーンに移り、語学学校で一生懸命勉強しました。

そして大学に進学するために必要な英語のテストを受けたその結果がおととい届き、なんと学部だけでなく、大学院にも進学できる点数が取れたそうです。本人も信じられないと言っていましたが、本当にすごいことです。これで晴れて大学生になれます。いわゆる日本の受験勉強は一切しませんでしたが、高校時代もテニス、演劇、スキー、ピアノと好きなことに精を出して頑張ってきました。これから願書を出しますが、行きたい大学は決まっていて、マリン バイオロジーを勉強したいそうです。きっと合格は間違いないでしょう。

ところがアメリカの大学で経済を勉強した後、オーストラリアに行き、インストラクターをやっているというこの上司からは、最高の内容と設備を持つアメリカの大学へ進学して勉強するように強く勧められました。しかも法律や建築をやってみたらとのことです。

ここからMちゃんがどの道を選ぶのかはまだ未定です。でもその上司からも「ほんとに頭がいいから、何だってできるよ」って保証された彼女なら、何でも可能でしょう。ケアンズに行ってから、1週間の食費は20ドル(2000円以下)、シェアハウスと呼ばれるアパートに週80ドル、節約に節約を重ねて1月4-5万円で乗り切り、海以外の観光地には一度も行かなかったというMちゃんなら、どこに行っても大丈夫。いっぱいできた外国人や日本人の友だちも大きな財産でしょう。

Mちゃん、これからも応援しているからね。世界の海が待ってるよ。

by dabadabax | 2005-04-03 17:52 | ケアンズ


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