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2004年 11月 01日

ゲルニカ

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東京駅の隣にOAZOという新しいビルがオープンし、一階にピカソのゲルニカの陶板がある写真を載せたところ、どうしてゲルニカがあんなところにあるのだろうという問い合わせを何人の方からも頂きました。

私も目にしたとき、どうしてと思いました。OAZOに問い合わせたところ、丸の内の仲通りの彫刻は箱根にある彫刻の森美術館との提携で設置されているもので、その一環として今回ゲルニカが置かれたということです。日本を代表する東京駅のすぐ隣のビルなので、何かインパクトのあるものをというのが設置理由の一つなのだそうです。

そこで箱根の美術館に電話をすると、とても丁寧に教えて下さいました。あのOAZOがある場所は旧国鉄ビルがあったところで、現在は三菱地所、日本生命、丸の内ホテルの所有になっており、三菱地所とは仲通りの彫刻について30年あまり計画を重ねてきたのだそうです。

18枚のピースを組み合わせたあのゲルニカは、セラミック製でかなり忠実に本物を復元しているとのこと。製作したのは四国の鳴門に
大塚国際美術館を持っている陶板技術で名高い大塚近江工業 (クリックしてみてください。全く知りませんでしたが素晴らしい美術館ですね。でも入館料は3150円) で、今回運良くそこから借りられたのだそうです。

東京駅は第2次世界大戦で三階部分が消失し、これから復元する計画があるとのこと。そのこともあり、誰の目にも留まる作品ゲルニカを置くことによって、日本だけではなく外国の人たちにも見てもらいたいとのことです。

真新しいビルになぜゲルニカがという疑問はこれで解けたのですが、写真を撮ったことで、ブログを見てくださる方から私も考えるヒントをもらえました。ありがとうございました。

ゲルニカとはピカソの絵画で、1937年フランコに協力するナチスドイツの爆撃機によって破壊されたバスク地方の古都ゲルニカ(地名は Gernika)の惨劇を描いた作品です。現在ソフィア王妃美術館(マドリッド)に収蔵されているそうです。詳しい説明はこちらをご覧くださればと思います。

by dabadabax | 2004-11-01 13:29 | 東京


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